講演者インタビュー ダイキン工業株式会社 河原 克己 氏

東京開催でもご講演いただいたダイキン工業株式会社、副センター長河原 克己さん。大阪開催では、講演だけではなくテクノロジー・イノベーションセンターの会場提供、センター見学でもご協力いただきます。インタビュアーは日本能率協会、小関俊洋です。(以下敬称略)

技術だけのスペシャリストを育てるのではない

(小関)
河原様の現在のお立場と役割を教えてください。

(河原)
ダイキン、テクノロジー・イノベーションセンターの副センター長をしています。センターでは産官学連携の推進をしています。

(小関)
センターの概要について、教えていただけますか?

(河原)
設立当初の狙いは社内外の競争によって差別化技術を持った商品を生み出すことでしたが、2017年にさらに明確で強いミッションが加わりました。グローバルな研究開発のコントロールタワーとして、全世界の開発拠点を統括することです。ダイキンは売上高 2兆円の77%が海外です。そして、全従業員7万人のうち5万人以上が外国人になっています。海外にはR&Dセンターが8箇所ありますが、それをコントロールしていく役割が加わりました。

おかげさまで、このセンターにはこの2年半で6万人のお客様に来場していただいています。NDA(秘密保持契約)では、300ほどのプロジェクトを検討しています。

(小関)
センターの技術者の人数は?

(河原)
現時点では約700名ですが、加えて今年30名の新入社員が入社しました。また、それとは別にダイキン情報技術大学に入る新入社員が100名います。ですので、今年だけで約130名の社員が新入社員で入ってきています。

(小関)
とても多いですね。ダイキン情報技術大学の設立の理由は?

(河原)
日本全体を見まわせば優れた人財はたくさんいると思うのですが、弊社には情報・技術系の人財がいません。比率で言えば、1%ぐらいしかない。急加速で人財を獲得、育成しなければいけません。そのためにダイキン情報技術大学を開講して、大阪大学を始めとした大学の先生やベンチャー企業さんから講師を招き、3年計画で700人、5年計画で1,000人規模の情報技術者を育てようとしています。

ダイキン情報技術大学は、卒業までが2年間の期間になりますが、「新卒100人が2年間タダ飯」とメディアでも取り上げていただきました。それほどしなければいけないくらい、この分野での人財育成がとても重要だと考えているのです。

【インタビュー記事(PDF)全文ダウンロード】こちらから

お申込みはこちらから
https://school.jma.or.jp/products/detail.php?product_id=150717

関連記事

  1. コーディネータインタビュー 産業技術総合研究所 杉村 領一 氏

  2. 講演者インタビュー パナソニック株式会社 九津見 洋 氏